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長崎ミライツーリズム×南部エリア

「悠久のときを、味わうひととき。」

U-30ツーリストは、長崎市内中心部とは大きく異なる地形・文化・歴史がある「南部エリア」を訪れました。ここには、数万年・数億年という時の流れを感じさせる独特な自然環境が残っている一方で、新しい物語も動き始めています。圧倒的な大自然を目の前にしたとき。脈々と受け継がれる文化に触れたとき。地域の宝物を大切に想う人々に出会ったとき。南部エリアに広がるひとときの中に新しい過ごし方の気配を感じました。今回はそんな大きな時間の流れとともに、さまざまな魅力に触れることができる南部エリアをご案内します。

今回の紹介スポット

◎i+Land nagasaki(アイランドナガサキ)
◎みさき駅さんわ
◎長崎市恐竜博物館、水仙の丘
◎一水かな ◎観音寺 ◎きまま焙煎所
◎のもん湯 ◎善長谷教会

エリアを紹介するのは

U-30ツーリスト

南 摩耶
Interviewer / Copywriter #福岡出身 #立教大学卒
#Uターン #クリエイター

自然が大好きで、休日は一人でドライブに出かけるほどアクティブな南さん。福岡で忙しい毎日を送り、仕事中もパソコンと向き合ってばかりでしたが、長崎の大自然を満喫して心も体もデトックス。都会とは違う長崎で流れる時間に魅了されました。

大きな自然を満喫するひととき

伊王島大橋を渡った先には、島全体で自然を満喫できる伊王島があります。潮風や波の音、木々のさざめきなどを感じることができ、雄大でゆったりとしたひとときを味わうことができます。伊王島の「i+Land nagasaki」のスタッフの皆さんは、地域のかたとのコミュニケーションも大切にしています。「新しいものに捉われすぎない」、「島が培ってくれたものを壊さない」、「すでにあるものを生かす」。そんな想いを持って、自然の魅力を最大限に感じてもらおうと、私たちに素敵な時間を提供してくれました。

“伊王島時間” とでも言うべきゴールデンアワーの空の移ろいや、
夜の幻想的なライトアップ、朝の輝く太陽の光に胸が踊ります。

撮影協力
i+Land nagasaki:長崎市伊王島町1丁目3277-7

鮮度抜群。
地元の食べ物が並ぶ直売所によりみち

伊王島を満喫したら、野母崎方面へ。すると、その途中に農水産物直売所「みさき駅さんわ」を見つけました。地元で獲れた新鮮な魚や果物などが販売。種類もとても豊富です。また、付近には「長崎市恐竜博物館」まであと10㎞の案内オブジェが。長崎市中心市街地から野母崎方面へのドライブコースにある、オススメのよりみちスポットです。

直売所の前には、朝の開店前から行列ができます。
店員さんとお客さん同士の会話も聞こえてくる、賑やかな空気が漂っています。

撮影協力
みさき駅さんわ:長崎市布巻町88−1

長い歴史を感じるひととき

長崎市内の中でも、特にたくさんの化石が発見されている野母崎。2021年10月にオープンした「長崎のもざき恐竜パーク」は、野母崎の魅力がぎゅっと詰まった新たな長崎の顔です。目玉の「長崎市恐竜博物館」では、ティラノサウルスの全身骨格レプリカや恐竜ロボットなどを展示。子どもから大人まで誰もが楽しめる施設でありながら、オープンラボを設けることで、自然豊かな野母崎の資源を適切に管理・研究する拠点施設としての意味合いもあります。パーク周辺には何億年も前から存在する巨大な岩石が見えるなど、果てしない時の流れに心が揺さぶられました。

このように一面窓でロケーションを楽しみながら展示物を見ることができる博物館は
珍しいのだとか。迫力あるティラノサウルスと窓から見える軍艦島を一緒に楽しむことができます。
館内の資料でも説明されている夫婦岩。約5億年前の地層からなる岩石です。
ドライブの道中で本物の存在感に触れてみましょう。

撮影協力
長崎市恐竜博物館:長崎市野母町568-1

脇岬海水浴場の近くに佇む「観音寺」。長崎に渡来する中国人が、長崎の港の出入口に位置する観音寺で航海の安全を祈ったそうです。境内には、中国人との深い関係性がわかる資料などの他、現存する貴重な文化財の数々。重厚な歴史を物語るこの場所で、大切に守られてきた文化の存在を実感できます。

和銅2年(709年)行基によって開山されたもので
長崎市周辺の最古の寺院であるといわれています。
本堂にある、行基作といわれる十一面千手千眼観音立像は、
国の重要文化財に指定されています。また、長崎の絵師・川原慶賀などが描いた絵が
一枚ずつはめ込まれた天井絵は圧巻です。

撮影協力
観音寺:長崎市脇岬町2330

海の恵みがたっぷり。
地元のお店でランチタイム

野母崎産の海の恵みをふんだんに使った絶品海鮮丼をいただける「一水かな」。南部の奥地にありながらも、県外からも噂を聞きつけてお客さんがやってくる人気店です。「こんなに美味しい海鮮丼、食べたことない!」「ずっとお店を続けてほしい」など、たくさんの人から掛けられる嬉しい声がお店を続ける理由。人の温かさにふれることができるお店を見つけました。

店主・村田さんの気さくな人柄も人気の秘密。
実は刺身が食べられないという愉快な一面も……?
ご主人が毎朝漁に出て釣ってくる魚を使用しており、
海鮮丼の内容はその日によって変わります。
800円という安さも相まって、満足感たっぷり。

撮影協力
一水かな:長崎市野母町3626

深い想いにふれるひととき

一水かなから車で約10分のところにある「きまま焙煎所」は、目の前にある海の景色に癒されます。穏やかな自然の海はもちろん、地域住民の生活の気配を感じる港の風景もまた、心落ち着く南部エリアの魅力。店主・菅原さんが淹れてくれたコーヒーを味わいながら、この場にゆったりと流れるひとときを過ごしました。

お店の中はカウンター2席とソファ席のみ。菅原さんとカウンター越しに会話したり、
居合わせたお客さん同士で交流したりできる一つの空間です。
景色も素敵ですが、訪れた場所で生まれる出会いこそ、思い出に残る体験。
関東から移住してきた菅原さん。旅の途中で縁があったことから、
地域おこし協力隊として長崎にやってきました。
3年間の任期の中で野母崎の魅力にひかれ、定住することを決めました。
時間を忘れて、風景に見入ってしまうひととき。

撮影協力
きまま焙煎所:長崎市脇岬町3630-1

野母崎の古代の地層から出る炭酸ガスの天然炭酸温泉施設「のもん湯」。悠久の時の流れを、文字通り身体で感じることができる温泉施設です。目の前に広がる水平線、日常を忘れられる静かな夜、都会では見られない満点の星空など、雄大な自然に四方八方から包まれる体験。ここには脈々と受け継がれてきた地域の宝物がありました。

のもん湯の安達さんをはじめ、地元を愛する人々が集い、
野母崎を盛り上げようとするのも魅力の一つ。
受け継がれてきた自然の恵みを、地域の人が未来へ繋いでいきます
撮影中、のもん湯のすぐそばの長崎のもざき恐竜パーク内にある
水仙の丘に突如現れたのは、野母崎の非公式キャラクター「水仙マン」。
彼も地域を盛り上げるために欠かせない存在です。道を歩けばお客さんに声をかけられ、一緒に写真撮影をして楽しませてくれます。
あちらこちらを駆け回る人気者のヒーローのような姿を見ることができました。

撮影協力
のもん湯:長崎市野母町692-1
水仙マン

絶景に心を奪われるひととき

山道を抜けると、静かな丘の上の教会「善長谷(ぜんちょうだに)教会」にたどり着きました。教会の入口から海の方を見ると、目の前には遮るもののない水平線が。静かな、そして祈りの空間の中で改めて、南部エリアの大自然を実感します。

教会堂の脇にある道から裏側へ回ると、岩壁に立つ聖母マリア像と、
マリア像に向かって祈りをささげる少女の像があります。

長崎ミライツーリズム×「南部エリア」は、
悠久のときを、味わうひととき。

目の前のひとときの中に太古からの時の流れを感じることができる南部エリア。数億年という悠久の時を旅してきた大自然に触れたかと思えば、2022年の新しい風をも同時に体感できる、今までにない感覚に出会いました。そしてそこには、地域の宝物を大切に守っていこうとする人々の想いがあったのです。新・旧、そして自然や人の営みなど、さまざまなものが混ざり合った、ここでしか味わえない魅力。南部エリアに漂う時間の流れに身を委ねてみると、新しいひとときの過ごし方が見つかりました。

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