若者が提案する新しい長崎の過ごし方
「長崎ミライツーリズム」始まります!
100年にいちどの変化の真っ只中にある、長崎市。
その大きなムーブメントは、果たしてわたしたちの暮らしにどのような変化をもたらすのでしょうか?高まる期待感と、その実感を捉えきれないでいる気持ちとが、隣り合わせになっています。
これまで語られてきた長崎のよかとこは、今やわたしたちの日常や風景の一部に。芽を出し始めている長崎の新しい魅力も、もっと身近な暮らしの中にあるはず。かねてより長崎の人々は、まちを歩いて、自分の目で観て、楽しんできました。今はまだ点と点でしかないまちの個性を繋げたり、時には順番を入れ替えてみたり。そうして浮かび上がってくるのは、長崎で体験できる”新しい物語”。
そんなワクワクする物語の中で、長崎の新しい過ごし方を発見し提案するのが「長崎ミライツーリズム」。今回はオープニングの記事として、これから始まる「長崎ミライツーリズム」についてご紹介します。
若者の視点で価値を発見する「U-30ツーリスト」発足!
長崎ミライズムでは、進化している長崎のまちを紹介してきました。
https://nagasaki-miraism.com/oiac/
長崎ミライツーリズムでは、さらに一歩踏み込んで長崎の魅力を紹介していきます。そこでキーとなるのが、慣れ親しんだ長崎の風景の中に素敵な発見をする若者たち。
長崎の暮らしの魅力を自ら体験し、感じたことをみんなに届けシェアしていく若手クリエイターの皆さんです。
タレント性あふれるクリエイティブ集団
「23(トゥースリー)」
「地方」「Z世代」「グローバル」を掛け合わせ、これからの時代を作っていくクリエイティブ集団です。長崎ミライツーリズムの動画制作を通して、Z世代の感性で捉えた長崎の魅力を発信していきます。中でも今回は、県外出身でありながら、長崎に縁がある・魅力を感じているメンバーがプロジェクトに参加しています。
「U-30ツーリスト」に加わるのは3名のメンバー。
- 清水 淳史
- CEO/Creative Director #愛知出身 #九州大学卒 # 連続起業家 # UI/UXデザイナー 好きなものは旅、サウナ。長崎は行く度に新しい発見があるところや、歩いて回れるところに魅力を感じています。主にディレクターを務めます。
- 桑島 圭佑
- Videographer #大分出身 #長崎大学 #映像制作 #まちづくり 長崎の好きなところは、魚が美味しい、夜景が綺麗、様々な文化が入り混じっていることなどなど。動画撮影を担当します。趣味の写真、映画鑑賞や、子ども好きな一面も。
- 竹内 樺織
- Designer / Interviewer #広島出身 #長崎県立大学 #SNSマーケティング #デザイン 長崎の方言がかわいい、猫が多い、海が綺麗なところがお気に入りです。散歩好きで、ゆっくりと流れる時間を感じています。今回は、動画の出演を通して長崎の魅力を伝えます。
長崎のこれからを担う若者
「つくる邸・ライター」
- 森 恭佑
- Writer #福岡出身 #斜面地在住 #暮らしを楽しむ #ライター
自己紹介が遅くなりました。この記事を書いている、ライターの森です。
シェアハウス兼コミュニティスペース「つくる邸」で、若者による斜面地のライフスタイルを発信しています。その他、「長崎居留地まつり」「ながさき若者会議」など幅広い市民活動に参加し、まちづくりに関わるキーパーソンや、好奇心旺盛で活動的な若者世代などとも繋がりを作っています。暮らしの目線と若者の視点で、長崎ミライツーリズムの記事を発信していきたいと思います。
以上の個性豊かな若手が集う「U-30ツーリスト」で、長崎の新しい過ごし方を提案していきます。
ミライツーリズム・キックオフ!
教えて!さるく名人・平さん
長崎ミライツーリズムの立ち上げに向けて、さるく名人のガイドを体験してきました。案内をしてくれたのは、長崎さるくのパイオニア「長崎コンプラドール」の平浩介さんです。
西坂エリアの歴史や、穴場のビュースポット、暮らしの中に息づく長崎の文化に触れることができました。巨大な観音様の後ろ姿が見られる斜面地のお墓、長崎駅近く・出入り自由な歴史ある教会堂など、普段何気なく生活していると見逃してしまう長崎らしさあふれるポイントがたくさん。
まちの魅力も、ガイドのいろはも、新しい発見の連続。まずは身をもってまち歩きを楽しむことで、まちのオモシロイ部分を切り取る視点やヒントを得る時間となりました。
暮らしの魅力はどこにある?
モニタリングまち歩き開始
さるく名人のガイドを受けた後に、「U-30ツーリスト」でもまち歩き。選んだのは、個性豊かな5つのエリアが連なる「まちなかエリア」です。
「新大工」「中島川・寺町・丸山」「浜町・銅座」「館内・新地」「東山手・南山手」と続いていくこちらのエリア。中でも、日本と中華と西洋の文化が入り混じった長崎独特の「和華蘭」が感じられるまちなみを探しに行きました。
中島川・寺町エリアを中心に、和の風情が感じられるスポットを散策。
補助金などを活用し、周辺一帯を統一感のある粋なまちなみに揃えている素敵なエリアでした。裏路地に見つけた町家風の通りは、一見の価値ありです…!
中国文化を感じるには、長崎新地中華街が一番。しかし、ここは観光地の空気が漂い、暮らしとは少し離れた感覚にあるという意見が出ました。チームはさらに足をのばして、唐人屋敷の先にある館内エリアも巡ってみることに。すると、暮らしと穏やかに共存する中国文化の風景にも出会うことができました。
最後に、洋風の文化を求めて東山手エリアへ。外国人居留地として栄えたこの地域には、当時の暮らしが垣間見える洋館がたくさんありました。ここは観光地でありながら、生活の場とも近い距離感。立ち寄るお店などによって、洋風な世界観を味わえる気がしました。
「まちなかエリア」の端から端まで歩き回り、チームメンバーはこの日はへとへと(笑)とはいえ、自分たち自身の視点を交えながらリサーチできる機会となりました。
長崎ミライツーリズムの動画・
記事コンテンツを制作していきます。
ミライツーリズムのキックオフでは、実際にまちへ出掛け、どのポイントが若者の琴線に触れるのかをイメージしていきました。
そんな若者視点で切り取った長崎の暮らしの魅力を、「U-30ツーリスト」が各エリア・各テーマで動画や記事で表現していきます。また今後は、地域のかたなどとコラボレーションして、エリアの新しい過ごし方や楽しみ方をご紹介していきます。
ご紹介していくエリアは、「水辺のエリア」「まちなかエリア」「野母崎・伊王島」です。長崎ミライズムのサイトや、Twitter公式アカウントにて情報発信していきますので、お楽しみに!